青春のシンボルと呼ばれるにきび、思春期のにきびは、皮脂の分泌が活発になることによって起こり、多くは顔にあらわれます。 しかし思春期を過ぎ、大人になってからできるにきびは顔だけでなく、デコルテや背中にも出てくることがあります。 三十代、四十代の人がこのような大人にきびに悩まされ、皮膚科を受診するケースが増えてきているそうです。 これら大人にきびも毛穴がふさがって中に皮脂がたまってしまうことで起こることに変わりはないのですが、単純に皮脂の分泌量が増えたから、では片付けられない原因があることが多いのです。 大人にきびの発症には、たとえば次のような要因が考えられます。 ●ストレス ●睡眠不足 ●食事内容の乱れ ●生活リズムの乱れ ●全身の疲労 ●肌に合わない化粧品 ●頻回に施されるメイク ●間違ったスキンケア ●タバコ ●手や髪が慢性的に皮膚へ刺激を与えている ●紫外線 これらの要因が複雑に絡み合ってにきびができ、アクネ菌が繁殖することで炎症を起こしてしまいます。 大人にきびをつくらない、進行させないためには、洗顔、保湿などの毛穴をつまらせないためのケアや、薬によって炎症を抑える治療を行なうことに加え、ホルモンのバランスを崩さないように整える必要があります。 そのためには毎日の生活習慣を見直したり、体調を整えることが大切になります。 毛穴で起きている炎症を抑えるだけでなく、原因を探って見直さなければ根本的なにきびの治療にはならないのです。...
ケミカルピーリングというものをご存知でしょうか。 しみやくすみ、しわを取り除くための美容目的で行なわれることが多い方法なので、なんとなく聞いたことのある人もいるかと思います。 ケミカルピーリングは保険の適用にはなりませんが、にきびの治療としても注目を集めています。 ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に化学薬品を塗って新陳代謝が悪くなった角質をはがして再生を促し、新しい肌を再生させる治療法のことを言います。 にきびは毛穴が詰まって皮脂がたまることで起こる病気ですが、そもそも毛穴の詰まりというのは、皮膚の角質が形成異常で厚くなり、毛穴の出口を塞ぐことで生じます。 そこで皮膚に化学薬品を塗って、厚くなった角質を化学的に溶かしてしまいます。 そうすることで毛穴のつまりが改善され、皮脂も出てきやすくなります。 しかしケミカルピーリングの後は角質が薄くなっているため、十分な保湿と紫外線対策が必要です。 普段以上に日焼け止めには気を配ってください。 ケミカルピーリングにかかる時間は、にきびの症状によっても異なりますが、準備から保湿まで含めるとおよそ30分間ほどです。 1回の治療で完治するほどの効果はないため、数週間に1回ずつ、何回が繰り返して受ける必要があります。 費用は病院によって異なりますが、おおよそ1回1万円前後でしょう。 にきびの症状や程度に応じて薬の濃度や、塗る時間なども調整する必要があるので、皮膚科専門医のいる施設で受けるのがよいでしょう。...
にきびには、赤く腫れている炎症性のものと、皮脂が毛穴につまっているだけの非炎症性のものがあります。 特に非炎症性のにきびの場合、自分でなんとかケアしてしまおうと考えたり、わざわざ皮膚科を受診する人は案外少ないかもしれません。 しかし、間違ったケアを続けたり放っておくことでアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまうこともあり得ます。 早い段階で正しいケアを施して完治させておくほうがよいですね。 非炎症性のにきびの場合、その治療は皮脂の分泌を抑えて毛穴に詰まった皮脂を出やすくしてやることで症状が改善されていきます。 治療にはホルモン剤や外用薬イオウが用いられます。 ホルモン剤として用いられるジオール、メサルモンFは総合女性ホルモンで、皮脂の分泌を抑える作用があるとされています。 皮脂の分泌には男性ホルモンの一つであるアンドロゲンが深く関わっているとされていますが、そこで女性ホルモンを内服してアンドロゲンの作用を抑えてしまおうというわけなのです。 また、イオウを含むローションをにきびの部分に塗る方法では、毛穴を開き、詰まった皮脂を出やすくします。 しかしイオウにはその作用から皮膚が乾燥してしまうというデメリットや、黄色い粉が浮いてくるため外出時には使いづらいという点もあります。 夜はそのまま使用し、朝は上澄みだけを使用するという工夫も必要になります。 クレアラシルのような薬は、イオウとレゾルシンを含んでいて、比較的使いやすいようです。...
にきびと言うと、テカテカしたアブラ肌を想像しませんか? たしかに、にきびは毛穴が詰まってそこに皮脂がたまったものですから、皮膚のアブラとは切っても切れない関係にあります。 そのアブラ肌(オイリー肌と呼ぶことにしましょう)が、実は冷え性と関係があることをご存知でしたか? 血行が悪く代謝もスムーズでない冷え性の体質の人は、からだを保護するために、皮脂の分泌が盛んになりがちなのだそうです。 これは皮脂をたくさん出すことによって皮膚を覆って保護し、からだの中の熱を外へ逃さないためであると言われます。 水温の低いところで泳ぐ寒中水泳や、長く水中で泳ぐことになる遠泳の選手は、からだに油を塗って泳いで熱と体力の消耗を防いでいる人もいるようです。 冷え性の人がオイリー肌になるのと仕組みは同じです。 冷え性を改善するためには、足浴や手浴などもお勧めですが、確かにぽかぽか手足が温まるものの、それは一時的なことで、からだの中が冷えていればすぐにもとに戻ってしまいます。 からだの中に熱を運んでいるのは小腸なので、小腸の働きを元気にすることで、内面から冷え性を改善することが期待できます。 物を食べると小腸が運動して食べた物を大腸に送り出します。 その運動(蠕動運動)が熱を作り出し、血液を温めて全身へ送っているのです。 特に、心臓が昼間より休憩モードに入る夜間は、小腸にがんばって運動してもらって温かい血液を送り出してもらいたいものです。 そのためには食べたものが小腸へ届いた状態で眠りにつきたいので、寝る3時間ほど前からは食事をしない習慣をつけるとよいでしょう。 にきび対策のために冷え性対策を。 意外なところでつながっているのですね。...
にきびはその症状や程度の違いから、悩みの程度もさまざまです。 鏡を見るのもイヤ、とかなり深く悩んでいる人もいれば、まったく気にしない人もいるでしょう。 どちらにしても、自己流のケアでにきびが悪化してしまった場合、皮膚が陥没してしまったり黒ずんでしまうなどのにきび痕が残ってしまうこともあり、こうなってしまうともう完全に治すのは難しくなってしまいます。 にきび痕ができるまえに、きちんとした病院で診察をうけ、治療をしておくことをお勧めします。 皮膚科では、にきびの状態を診断し、その症状に合わせて治療法を選んでいきます。 炎症が起きていて赤く腫れているにきびや、化膿しているにきびがある場合は、細菌に直接はたらきかける抗生物質がおもに用いられます。 にきびの数によって、多いときは内服薬と外用薬を併用し、少ない場合は外用薬だけで対応します。 内服薬の抗生物質は、テトラサイクリン系抗菌薬とマクロライド系抗菌薬がよく用いられ、これらはにきび菌に直接作用するほか、抗炎症作用ももっています。 しかし内服薬の抗生物質を長く続けて使うと、薬が効かない菌が出てくることもまれにあります。(耐性菌と言う) そのため、2週間に1度の診察を原則として、様子を見ながら、炎症の赤みが引いてきたことが実感できれば内服薬の量を減らしたり、外用薬だけの使用に切り替えていきます。 外用薬の抗生物質には、ナジフロキサシンやクリンダマイシンが用いられ、軟膏、クリーム、ローションといったタイプがあります。 適切に抗生物質を使うことで、炎症性のにきびは徐々によくなっていきます。 あせらずにゆったりした気持ちで治療にのぞむことがポイントとなります。...
お化粧をする女性の方は、例えばファンデーションを塗るスポンジなど、どれくらいの頻度で洗浄していますか? 週に1回洗っている人もいれば、ほとんど洗っていないという人もいると思います。 何日も洗わずに使い続けているファンデーションのスポンジを電子顕微鏡で見たところ、たくさんのアクネ菌がうごめいていた、という話があるそうです。 アクネ菌とは誰でも持っている常在菌なのですが、にきびの炎症に深くかかわっていて、角栓のできた毛穴のなかで皮脂を栄養にして繁殖し、ますますにきびを悪化させるというやっかいな菌でもあるのです。 そのアクネ菌が自分のメイク道具にうじゃうじゃとうごめいている様子を想像すると、ゾッとしませんか。 もちろん、ファンデーションのスポンジやパフだけでなくブラシなどにもアクネ菌は付いています。 自分自身にもアクネ菌は存在するのですが、にきび肌の人のメイク道具を借りることによって、アクネ菌が増えてしまう可能性があります。 にきびがうつる、というと少し響きが悪いですが、やはり他人のメイク道具を借りて使うことは避けたほうがよいですね。 自分が使っているメイク道具も、とくににきびのできやすい部分に触れるスポンジなどは、3日に1度くらい洗うように習慣づけたほうがよいでしょう。 うごめくアクネ菌を想像すると、毎日でも洗いたくなってしまうかもしれませんね。 せっかく洗顔や保湿でにきびケアに心がけていても、思いがけずメイクからにきびの原因菌を引き寄せてはいつまで経っても治らないこともあります。...
にきびにはいくつかの種類があり、その症状も軽度から重度までさまざまです。 中でも赤く炎症を起こし、見た目にわかるのはもちろん痛みや違和感を伴ってきたものを「赤にきび」と呼びます。 このプクッとした炎症にかかわっていると考えられているのが、アクネ菌です。 どこかで聞いたことのある響きかもしれませんね。 アクネ菌は、毛の根っこを覆う「毛包(もうほう)」内に常に存在する最近の一種です。 これらを常在細菌と呼びます。 アクネ菌は嫌気性と言って酸素があると生育できない性質があるため、毛穴が角栓によってふさがれて酸素が減少すると、ここぞとばかりに成長を始めます。 毛穴の中で皮脂を栄養として繁殖し、その数を急激に増やしていきます。 増えたアクネ菌が細菌性リパーゼという酵素を生み出し、それらの酵素は、皮脂を遊離脂肪酸(悪い脂)に変化させます。 これらの酵素や悪い脂によって毛包が刺激され、痛めつけられ、赤く炎症を起こしたり、化膿を起こしたり、最終的には周辺組織が破壊されてしまいます。 角栓を作らない、毛穴を塞がないことでアクネ菌の繁殖は抑えられますが、赤く炎症をおこした段階までくると、自己流のケアで治すのは難しくなってしまいます。 無理ににきびをつぶして解決しようとすると、皮膚が陥没してしまったり、黒っぽく色素沈着してしまうことになりかねません。 できてしまった皮膚のでこぼこや色素沈着などのにきび跡を修復するのは大変難しいそうです。 早めに皮膚科のお医者さんで診断と治療を受けてください。...
今現在、進行中のにきびに悩んでいる人もいれば、昔にきびができていたときにつぶしてしまった、自己流のケアをしていたためににきび痕が残ってしまって悩んでいる人もいることでしょう。 とくににきび痕には、茶色く色素沈着してしみになっている場合、皮膚が陥没している場合(にきび瘢痕と言う)、毛細血管が拡張状態などがあり、悩みも深いようです。 色素沈着によるしみなら、ケミカルピーリングやレーザー治療で目立たなくなることもあります。 ある種のフラッシュランプによる光を皮膚に当てることで、血管が壊されて赤みがとれる治療法もあるようです。 にきび瘢痕に対しては、しわ取りレーザーを使って皮膚組織を整える方法があります。 にきび瘢痕の中でも浅い陥没の場合は、グリコール酸ピーリングを行なうことでその陥没の段差が少なくなって目立たなくなることもあります。 深い陥没の場合には、トリクロロ酸やサリチル酸などのやや強めの酸を用いたピーリングが行なわれるようです。 またにきび瘢痕の中でも皮膚が盛り上がっているような状態の場合は、外科的に切って縫い合わせる方法やステロイド薬を局所注射する方法が行なわれることもあります。 これらのにきび痕の治療はほとんどが保険が適用されず実費治療となります。 また特殊な治療になるため、専門医とよく相談して進めなくてはなりません。 いずれにしても、にきび瘢痕を治すのは大変な治療となります。 できるだけにきび痕を残さないよう、にきびが軽症のうちに正しい治療を行なって完治させることが重要です。...
にきびは中学、高校頃の思春期にできやすいため、「青春のシンボル」などと呼ばれることもあります。 いくら青春のシンボルとは言え、顔の目立つ部分に赤みが出たり、痛みやかゆみなどの違和感を伴うこともあるため、真剣に悩んでいる人も多いと思います。 ではなぜこの時期ににきびができやすいのでしょうか。 それは、思春期には性ホルモンのバランスが急激に変化し、男性ホルモンのアンドロゲンが活発に働き、皮脂の分泌を盛んにさせてしまうためです。 男性ホルモンと言っても、このアンドロゲンは、女性の体内にも、もともと存在するものです。 皮脂腺でつくられた皮脂は、毛穴という出口を通り皮膚の表面に広がっていくのが本来なのですが、あまりに分泌量が多いと排出しきれず毛穴の中にたまってしまいます。 それと同じくして不要な角質と皮脂が混ざり合って毛穴にふたを作ってしまうこともあります。 角栓と呼ばれるこのふたができてしまうと、出口を失った皮脂がどんどん毛穴の中にたまり、それがにきびとなるのです。 若い頃ににきびができるのは仕方のないこと、と放置するのではなく、原因を知って対策をすることで、後々にきび跡に悩まされることも減ってくるのではないでしょうか。 また、青春のシンボルに対して二十歳を過ぎてからのにきびは「吹き出物」と呼ばれて別の扱いを受けてしまうこともありますが、十代でも二十代でも、にきびは皮膚の病気であることに違いはありません。 三十代、四十代にできる「大人にきび」に悩まされて皮膚科を訪れる人も増えているそうです。 もはや、にきびは青春のシンボルではなく、どの年代にも現れる可能性のある皮膚の病気となっているのが現状のようです。...
若いときににきびができるのは仕方ないかな、とあきらめている十代、二十代の人、こんな時期ににきびができて…と大人にきびに悩む三十代、四十代の人、どの程度のにきびであれ、なにかしら自分でケアはしたほうがよいでしょう。 にきび対策としては、毛穴の詰まりを防ぐことと皮膚への刺激を与えないことが基本となります。 初期の段階のにきびは、正しいケアで肌を清潔にして治ることもありますが、逆に刺激することによって炎症を起こし周囲の組織が破壊されるという悪化の道をたどる可能性もあります。 せっかくスキンケアで肌を清潔にしても、にきびを気にして指でいじったりすると炎症を起こしかねません。 にきびをいじるつもりはなくても、頬杖をついたりするのも同様です。 また、髪の毛が皮膚にあたるのも刺激になります。 髪を束ねる、ピンでとめるなど、顔に髪の毛が触れない工夫をしてください。 また、髪の毛にシャンプーやリンスが残らないよう十分にすすぐことも大切です。 化粧をする際は、油分が少なく、洗顔料で簡単に落とせるタイプのファンデーションを使うとよいでしょう。 重ね塗りは、必要以上ににきびに触れないためにも、避けたほうがよいでしょう。 にきびができない目や唇には十分な化粧が可能なので、周囲の視線をにきびから逸らせるためにも積極的に行なってみてはどうでしょうか。 直接にきびに刺激を与えることのほかに、睡眠不足やストレスもにきびに悪影響を及ぼすことがわかっています。 睡眠不足やストレスがかかった状態が続くと皮脂の分泌が増え、皮膚があぶらっぽくなります。 徹夜明けに肌がテカテカしていたという経験はありませんか? にきびを悪化させないためにも、睡眠は十分にとり、ストレスもうまく発散していくようにしてください。...
思春期のにきびに悩む人も、そして大人にきびに悩む人も、はやくにきびにさよならしたいという思いは共通していることと思います。 にきび対策の基本は、毛穴をつまらせないこと、皮膚を刺激しないことです。 つまりはにきびをつくらないようにすること、そしてもしにきびができてしまっても、痕を残さないようにすることが大切なのです。 にきびの原因となる古い角質や皮脂を毛穴につまらせないためには正しいスキンケアが必要です。 ここでは、にきび対策としての洗顔のポイントをいくつか挙げてみましょう。 ●洗顔料はよく泡立てる ●皮脂の多い部分から洗う ●十分にすすぐ ●拭き取るときは、やわらかいタオルをやさしく押し当てる 皮膚を刺激しない洗い方に心がけてください。 ポイントは「泡で洗う」ことです。 石けんや洗顔フォームは、泡立てることによって洗浄力が高まり、皮膚への刺激を軽減します。 洗顔料は、油分の少ないものや、にきび用のものを使うとよいでしょう。 皮膚への刺激を避けるため、フェイスブラシの使用は控え、洗顔後はタオルで水分をこすり取らないように気をつけます。 皮脂や古くなった角質を洗い落とすために、洗顔は欠かせないケアです。 1日2回、朝と晩に行ない、汗をたくさんかいたりほこりで汚れた場合などは水洗いでもよいのでその都度洗い流すようこころがけてください。 また、洗顔後の保湿も忘れずに行なってください。 皮脂が多いからと言って保湿をしないでいると、皮膚のバリア機能が低下して、炎症を起こしやすくなってしまいます。 油分を補給するのではなく、水分を補給するため保湿性の高い化粧水や美容液を使用し、肌をしっとりした状態にしておきましょう。...
にきびと聞くと、皮膚の上に赤くふくれ上がった湿疹を思い浮かべる人が多いでしょう。 実際ににきびで悩んでいる人は、そのように炎症を起こしているにきびが発症しているケースがほとんどです。 しかし、にきびにはいくつかの種類があり、症状も多彩です。 また軽いものから重いものまであります。 ここではまだ炎症を起こしていないにきびである「白にきび」と「黒にきび」について説明したいと思います。 まず「白にきび」ですが、これは毛穴にコメドができて、たまった皮脂が透けて見える状態を言います。 コメドとは、角栓が毛穴に詰まって皮脂の出口がふさがれてしまったものを言い、小さくぶつぶつして見えます。 毛穴の周辺で角質層が厚くなり(角化)、毛穴に角質が詰まってしまい、これが皮脂と混ざって脂のかたまりのような栓になってしまいます。 次に「黒にきび」ですが、これは皮脂が空気に触れて酸化し、ほこりや汚れなどを吸着して毛穴の表面が黒く見えるものです。 黒にきびは鼻の頭や頬に目立ってできることが多いです。 白にきびも黒にきびも、まだこの段階では炎症を起こしていないので、早めにケアすることで炎症を伴う赤にきびへの進行を防ぐことができます。 また、そのまま自然に治ってしまう場合もありますが、アクネ菌が毛穴にたまった皮脂を栄養にして繁殖してにきびを悪化させることもあるため、侮ってはいけません。 きちんとしたスキンケアにこころがけ、にきびの悪化を未然に防ぎましょう。...
大人のにきびには、毛穴の詰まり以外にもさまざまな原因が考えられますが、アドレナリンの急上昇により男性ホルモンのアンドロゲンが過剰分泌となり肌がオイリーに傾くことでできる、いわゆるストレス性のにきびが多くあります。 アドレナリンは精神的や身体的に興奮状態になったときに急上昇するホルモンの一種です。 現代の働く女性には、上司との遣り合いや部下への指導、次々にかかってくる電話に食事の時間もままならず…と、アドレナリンが大放出しっぱなしという働き方をしている人が増えています。 それに加え疲れによって免疫力が低下していたり、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなっていることも大人にきびができるきっかけになっています。 大人にきびを作らないためには、これらストレスをためず、上手に発散させる術を身に付けなければいけません。 ストレスマネージメントは、大人にきびを予防するため、また進行させないための心得として外せないものです。 現代ではストレスを避けて生活することはまず不可能でしょう。 避けられないのならば、うまく自分で解消していく工夫をしていくべきだと思います。 まず生活習慣ですが、質の良い眠りにつくこと。 時間は短くても、とにかく深く眠ることです。 そして適度な運動を生活の中に取り入れること。 深く眠るためにも、運動でからだを適度に疲れさせておきたいものです。 からだを動かしていないと、いつまでも眠くならず気がめいってストレスになることもあります。 生活の中の工夫として、アロマテラピーなど香りを取り入れることをおすすめします。 部屋に香りをたいたり、入浴時に好きなアロマオイルをたらしてみるのもよいでしょう。 香りによって気持ちが癒されます。 ストレスマネージメントによって、自分の力でにきび体質を改善していこうとする気持ちを大切にしてください。...
にきびの原因のひとつは、肌の代謝や皮脂分泌のバランスが崩れることにあります。 そして本来なら皮膚を潤して保護するべき皮脂が過剰分泌となったり毛穴が詰まったりしてにきびができてしまいます。 皮脂腺は毛穴の中に存在するため、「毛穴さえなければにきびにならなくて済むのに」と思う人もいるかもしれません。 また年齢とともに毛穴が目立ち始め、美容の面からも毛穴の存在を不必要に感じる人もいるでしょう。 そこで毛穴についての雑学をいくつかお話しましょう。 毛穴の数は、赤ちゃんのときにはすでに決まっています。 赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいるとき、妊娠6ヶ月頃にはすべての毛包が完成すると言われており、その後、年齢を重ねても毛穴の数は増えることはありません。 毛穴の数は、顔だけでも約20万個あると言われていますが、これには大きな個人差もあります。 ただ、アブラ肌の人には毛穴が多いのかと言うと、それは関係ないようです。 性別による数の違いもないのですが、毛穴の大きさに関しては皮脂の分泌量が関係しているため、男性ホルモンの分泌の多い男性ほど毛穴が大きくなる傾向があると言われます。 毛穴の大きさは、季節によっても多少変化があります。 気温の高い時期のほうが、低い時期に比べ、毛穴まわりのくぼみが広がっているという報告もあります。 鼻では夏の皮脂量が冬に比べ2.5倍上がると言われており、毛穴の大きさには皮脂の過剰分泌が関係しているようです。 またにきびとは関係ありませんが、ほくろがある部分の毛(いわゆるホクロ毛)が長いのはなぜかというと、ほくろ部分の皮膚は細胞を増殖させる物質が出ているため、そこに生えている毛の成長も促進してしまう、という説があります。...
にきびとは、毛穴が詰まってそこに脂がたまってしまった状態です。 その症状により、白にきびや黒にきび、赤にきびなどと呼ばれ、対処法もさまざまです。 にきびの住み家となる毛穴について、少しでも知識を持っていればにきびへの対処法や向き合う姿勢も変わってくるかもしれません。 ここでは毛穴について少し説明したいと思います。 まず、顔面にある毛穴には3種類あります。 うぶ毛が生える軟毛性毛包、ヒゲや髪の毛が生える終毛性毛包、そしてもう一つは、うぶ毛は生えるが大きな皮脂腺を持つ脂腺性毛包です。 軟毛性毛包と終毛性毛包は顔と頭部にあり、脂腺性毛包は顔のほかにも前胸部や背中の中央部にあります。 脂腺性毛包にある皮脂腺は、皮脂を大量に分泌する大きなものなので、前胸部や背中にもにきびができやすいのです。 デコルテにきびや背中にきびと呼ばれるものですね。 毛穴の役割としては、毛を生やすことの他に皮脂を分泌することがあります。 毛穴の奥にある皮脂腺はぶどうの房のような形で毛根にぶら下がっており、ここで皮脂が作られ毛穴を通して皮膚全体に分泌されます。 皮脂は皮膚の表面をなめらかにして、乾燥から皮膚を守る役割があります。 にきびに関して言えば、どうしても悪者にされがちな皮脂の存在ですが、皮膚の保護のためになくてはならない存在でもあるのです。 毛穴の詰まりがにきびを作る原因となっているのですが、毛穴には詰まらないようにする自浄作用はないのでしょうか。 じつはあるのです。 皮膚が正常に代謝をしている場合では、皮膚の一番上の角質細胞がはがれて毛穴の中にたまったものは、皮脂と一緒に毛穴の外へと排出されます。 また、毛が伸びるときに毛に付着して排出される部分もあります。 しかし毛穴に自浄作用があるとはいえ、皮膚の代謝は滞りがちなので、定期的にお手入れをしてあげる必要があります。...
みかんの皮のようにデコボコした肌、月面のクレーターのような大きなくぼみができてしまった肌、こんなにきび痕に悩まされている人も多いのではないでしょうか。 にきびが悪化し炎症を起こしたあと、破裂して膿が出て、上手くいけばきれいになおりますが、下手をするとにきび痕となって残ってしまいます。 にきび痕とは、どのようにしてできるのでしょうか。 人間の皮膚は、傷ができても数日で治ってしまうように自分で治す力を持っています。 そのとき固い治癒性のコラーゲンがたくさん作られて、傷を治してくれます。 毛穴にも同じことが起きていて、にきびが破裂して毛穴が傷つくと、治癒性のコラーゲンが集まってきて開いた毛穴がそのまま固まってしまったのがにきび痕となります。 小さなにきび痕は単なる毛穴の開きのようにも見えますが、実はまったく違うものです。 毛穴の開きならキュッと治すことができますが、にきび痕はそういうわけにはいきません。 しかし、にきび痕は赤ちゃんの肌のようにすべすべに治すことは不可能ですが、お金と時間をかけて徐々になめらかにする方法もあります。 ピーリングは、続けることで肌のデコボコがサイズダウンしてきますが、肌への刺激が強く危険が伴うので、必ずプロに施術してもらってください。 美容皮膚科での治療には、ダイアモンド粒子を肌に吹き付けて研磨しデコボコをなくすダイアモンドピーリングや、毛穴にコラーゲンなどを注入して見た目に肌を平らにする方法、レーザーでコラーゲンを再生させる方法などがあります。 こうした皮膚科での治療も、厳しい目で施術者を選ぶ必要があります。 大切な肌を託すわけですから、信頼のおけるドクターにお願いしたいものですね。...
多くの女性は経験したことのある「生理中の不快な症状」には、頭痛やイライラ、肌荒れなどさまざまな症状があります。 生理がくるとにきびができる、毎月それの繰り返し、という人もいるのではないでしょうか。 実は、女性ホルモンの周期と毛穴には深い関係があるのです。 生理が始まる前の14日間は、皮脂の分泌を過剰にするプロゲステロン(黄体ホルモン)が優位になるため、肌がオイリー傾向になり、毛穴がつまりやすく角栓ができやすくなります。 そして生理が始まると、皮脂の分泌量はピークに達し、毛穴がひらいたり、にきびが急に悪化したりするのです。 生理中ににきびが悪化するのは、免疫力が低下して細菌に感染しやすくなっているためでもあります。 生理が2日目になると、プロゲステロンの代わりにエストロゲン(卵胞ホルモン)が徐々に優位になり、皮脂も落ち着き毛穴も締まってきます。 エストロゲンは肌のターンオーバーのリズムを整え、美しく保つ効果の高いホルモンです。 そして生理開始から数えて7日目〜14日目の間は、エストロゲンが上昇する時期で、肌の調子がもっともよい時期になります。 しかし排卵を迎えると、次の生理までの間またプロゲステロンが優位になり、肌がアブラっぽくなったりにきびができ始めたり、と毛穴まわりが騒々しくなってきます。 このように、女性ホルモンのリズムと肌、毛穴の変化はつねにリンクしているのです。 このサイクルを理解しておくことによって、毛穴ケアやにきび対策も行ないやすく、無駄に悩むこともなくなるでしょう。...
民間薬として有名なものに、ドクダミがあります。 ドクダミは北海道以外の日本全国に自生しており、刈り取って乾燥させて家庭で健康茶として飲用している人も多いことと思います。 ドクダミはハート型のかわいらしい葉の形をしていますが、それとはうらはらにかなり強烈なにおいを発します。 そのにおいのもとになっているデカノイドアルデヒドという成分が、薬効成分の一つとなっています。 この成分は強い抗菌力を持っています。 しかしこの成分は、乾燥させてしまうとにおいが弱まるのと同時に効力も弱まってしまうので、にきびやおできの治療には生のまま使う方が適しています。 にきびが化膿してしまったときには、ドクダミとユキノシタの絞り汁が効果的な薬となります。 ドクダミとユキノシタは、摘みたての新鮮なものを用意し、ていねいに水洗いするか熱湯をさっとかけて殺菌してから、別々にすりおろして絞り汁をとります。 そしてドクダミとユキノシタの絞り汁を同量ずつ混ぜ合わせたものを、ガーゼにしみ込ませてにきびの化膿した部分を湿布します。 ドクダミだけでも効果は得られますが、どちらにしても新鮮なものの方が抗菌力が強いので、できるだけ新しいもので作ってください。 また普段からにきびができやすい人は、ドクダミの煎じ汁をお茶代わりに飲むとにきびができにくい体質になります。 煎じ汁は、乾燥させたドクダミ15gを水600mlで沸かし、水が半分になるまで煎じます。 ドクダミは6月から8月の花が咲くころに刈り取って、水洗いしてから日干しで乾燥させてください。...
アロエは「医者いらず」とも呼ばれ、民間薬としてはもっともよく知られているのではないでしょうか。 内服薬としても外用薬としても薬効が多く、さまざまな病気やけがの治療に用いられています。 内服の効果としては、便秘、胃・十二指腸潰瘍に効果があります。 生のアロエで腹痛を起こしてしまう人は、乾燥させたり加熱させて使うとよいでしょう。 アロエの有効成分は熱にも強いので、煎じたり、乾燥させてもかなりの効果を得られます。 外用薬としては、やけどや切り傷、水虫、にきびなどに効果があります。 これはアロエに含まれるアロエチンという成分の強い抗菌作用によるもので、細菌の感染予防に役立ちます。 にきびなどの患部に塗ると、細菌の毒素を中和したり退治してくれます。 またこのアロエチンという成分は、がん細胞の活動性を抑える働きがあることもわかっています。 アロエを外用に使う場合はおもに生葉を利用します。 その際気をつけたいのが、アロエを水洗いしてから必ず熱湯をくぐらせて殺菌してから使うことです。 にきびや水虫に使う場合は、熱湯消毒したアロエの葉の皮をむいて、患部に汁をこすりつけます。 患部が乾いたら、アロエの汁を絞りながら何度も繰り返し塗ります。 アロエをすりおろしたものを水で2〜3倍に薄めた液でマッサージすると、肌荒れにも効きます。 しかしアロエが万能薬で効き目も大きいとは言え、特に敏感肌の人は肌への刺激も気になることと思います。 様子を見ながら少しずつ試してみてください。...
鼻のあたまにできたポツポツを指で押して、ムニューッとアブラのかたまりを抜いた経験のある人はどれくらいいるのでしょうか。 経験した人はわかると思いますが、アブラのかたまりが長く抜けると結構気持ちが良く、くせになってしまう感覚ですね。 このムニューッと出てきたアブラのかたまりこそが、角栓です。 角栓とは、皮脂腺から出てきたアブラと、古くなった角質細胞が毛穴の中で合わさったものです。 角栓があるだけでは炎症は起きませんが、にきびの原因になることもあります。 この角栓、自分で押し出すことは皮膚にダメージを与えたり、ばい菌が毛穴に入る可能性もあるため一般的に良くないとされています。 しかし、皮膚に雑菌が入らないように衛生面に注意して行なえば大丈夫、という意見も皮膚科医のなかではあるようです。 安全な角栓の取り方というのがあり、それにはまず角栓をやわらかくしておく必要があります。 日頃から化粧水や美容液をつけたり、お風呂でやさしくマッサージするなどして角栓を柔軟化させておきましょう。 角栓が固いままでは、押し出すときに余計な力がかかり、肌を傷つけてしまいます。 十分に角栓がやわらかくなったら、コットンを狙った角栓の両サイドに置くか、指にガーゼを巻きつけるかします。 そして両指で角栓を押し出すようにV字に圧力をかけます。 慣れてくると、皮膚が赤くならない程度の力加減がわかってくるでしょう。 2〜3日に1度のペースで行なうと、徐々に毛穴も目立たなくなり、にきびの予防にもなるでしょう。 ただし、赤く腫れたにきびがあるときには控えてください。 赤いにきびを刺激すると、活性酸素が放出されさらに悪化してしまいます。 炎症を伴ったにきびがあるときは、セルフケアだけで対処しようとせず、皮膚科医の診断を受けてください。...
最近の健康ブームにより、ハトムギもすっかり定着してきています。 お茶にして飲んだり、ご飯に混ぜて食べることもできます。 もっとも効果があるとされるのが利尿作用で、むくみや関節に水が溜まる場合にも効果的です。 またいぼ取り作用があるのもよく知られていますが、ハトムギには強力なタンパク質分解酵素が含まれており、皮膚の老廃物や正常でない細胞を排除する働きがあるためです。 いぼ取りには、毎日のご飯に殻を取ったハトムギを一緒に混ぜて炊いて食べると効果があると言われます。 また炎症を鎮めたり痛みをやわらげる作用のある成分も含まれていたり、血液を浄化するはたらきもあります。 血液をきれいにして細胞の新陳代謝を促進するため、しみや肌荒れ、にきびをよくする効果が期待できます。 これら肌荒れやにきびにつけるための薬を家庭で作ることができます。 用意するものは、殻をとったハトムギ250gと日本酒720ml、そして密閉できる容器です。 作り方は、まずハトムギを水洗いしてざるに上げ、水気をきっておきます。 密閉容器に水気を切ったハトムギを入れ、日本酒を入れてふたをします。 冷蔵庫で1週間くらい漬け込んだあと、ハトムギを漉して取り除きます。 冷蔵庫で保存してください。 使い方は、洗顔後など肌を清潔にした状態で、この液をコットンにたっぷりしみ込ませて肌につけます。 有効成分がしみ込みやすいように、入浴後の毛穴が開いているときに使うとより効果的です。...
最近では若いうちから化粧をしている人が増えてきましたね。 それもとっても上手に… 若くて肌がピチピチしているため、化粧の乗りも良くたしかにきれいです。 しかし中学生、高校生の時期は皮脂の分泌量が増える時期なので、化粧品の化学物質と皮脂が混ざることでにきびの原因の一つになりかねません。 また大人になってからでも、仕事に追われて疲れてきちんと化粧を落とさずに寝てしまったり、きれいに化粧を落としきれていない状態でスキンケアをすることで毛穴がふさがれてにきびの原因になることもあります。 皮脂が毛穴から出られなくなってしまうと、皮脂や皮膚が生まれ変わるサイクルが乱れてしまいにきびの悪化を招きます。 スキンケアの方法でも、自分の肌に合っていなければ、にきびケアのつもりが知らず知らずのうちに逆ににきびの原因を作っていることにもなり得ます。 乾燥のひどいアトピー性皮膚炎の人が保湿のためにワセリンをたくさん塗ってしまうと、にきびを作ってしまうこともあります。 乾燥肌の人でも毛穴が詰まるとにきびができてしまうということは、オイリー肌の人ならやはり油分の多いクリームよりも、乳液やジェルタイプなどのライトな質感のものを選ぶとよいですね。 しかし、肌のアブラが気になるからと、保湿をせずに洗顔ばかりをしていると、皮膚が肌に必要なアブラが足りないと判断して皮脂をせっせと作り出す、という逆効果にもなりますので、気をつけてください。 また化粧品の中には、にきびの原因菌を育ててしまう栄養分を含んでいるものもあるようです。 ビタミンCもばい菌が好む栄養素なのですが、ビタミンCは皮脂の分泌を抑える作用があるため、にきびにはなりにくいのです。 他には、活性酸素を消す抗酸化成分が高濃度で含まれる化粧品はにきびを作りにくいです。...
はちみつはただ甘いだけの食べ物ではなく、健康増進に役立つ食べ物であることは多くの人が知っていることでしょう。 はちみつの構成成分のほとんどがブドウ糖と果糖ですが、その他にタンパク質や乳糖、リンゴ酸、ビタミンB群、カルシウム、パントテン酸など、さまざまなビタミンとミネラルも含まれています。 よく唇が荒れたときにはちみつを塗ると効く、と言われますが、これはビタミンB6とナイアシンの働きによるものです。 唇だけでなく、肌荒れにも効果があります。 またはちみつには殺菌力もあるので、にきびにも効果が見られます。 ここではちみつ軟膏の作り方を紹介します。 用意するものは、はちみつ20gと亜鉛華末1gです。 亜鉛華末は酸化亜鉛の粉末で、薬局で買うことができます。 また分量は、はちみつと亜鉛華末を20:1の割合で混ぜればよいので、たくさん作ってもよいでしょう。 作り方は、はちみつに亜鉛華末を加えて、均一に混ざるようにていねいに練り合わせます。 作り置きする場合は、密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存してください。 このはちみつ軟膏をにきびや切り傷などの患部に塗ります。 肌が弱い人は、ガーゼの上から塗るとよいでしょう。 べたべたするので、塗った上から絆創膏などを貼るとよいかと思います。 この軟膏は、かさぶたに塗っても早くきれいに治す効果があります。 ちなみに、はちみつは白く濁るものほど純粋で、混ぜ物が入っていると結晶化しにくいため濁りません。 にきび薬を手作りする際は、ぜひ純粋なはちみつで作ってください。...
青春のシンボルと言われる思春期のにきびがおもに皮脂の分泌過剰によってできるのに対し、大人の女性に発症するにきびは皮脂分泌に加え食生活や体質、加齢、ストレスによるホルモンバランスの乱れが大きな要因となっています。 仕事や人間関係によりストレスがかかると男性ホルモン値が上がり、皮脂分泌を過剰にしてしまいます。 皮脂分泌が増えると、ホース状の毛穴の内圧が上がってふくらんでしまいます。 その状態でいつまでも皮脂が詰まっていては大変なので、細胞はリパーゼという酵素を生産して皮脂を遊離脂肪酸という酸に分解します。 遊離脂肪酸に分解されれば詰まっていた脂はなくなり内圧が上がることはなくなりますが、遊離脂肪酸の毒性のために皮膚を刺激して破壊してしまいます。 また遊離脂肪酸は、皮膚に存在するリンパ球を活性化して、活性酸素を産出してしまいます。 活性酸素の刺激で皮膚が炎症を起こし、赤にきびへと発展するひとつの原因になります。 炎症を起こしたにきびは、皮膚の深い部分にある真皮層の組織まで破壊してしまい、にきび痕が残りやすい傾向があります。 つまり、大人のにきびは皮脂の分泌過剰をきっかけに発症する、活性酸素の病気と言えそうです。 皮脂分泌を抑え、活性酸素を消すのに有効な成分として、ビタミンCやフルーツ酸、油溶性甘草エキスなどが挙げられます。 またストレスに負けないように神経細胞を活性化させるビタミンB群もにきびには有効です。 これらの成分は、効き目がおだやかなので、体質を整えるつもりで摂取するとよいでしょう。...
紫外線は、太陽がぎらぎらと照りつける真夏に限らず、毎日の生活の中で私たちの肌をじわじわと責め続けます。 日焼けによるしみ、そばかすなどの色素沈着、そして皮膚がんの原因の一つにもなっているといわれていますが、にきびについても例外ではありません。 にきびというのは、毛穴が皮脂や古くなった角質によってふさがれ、そこに脂がたまってできるのですが、それには活性酸素が大きくかかわっています。 にきびはからだの中と外からの活性酸素によって発症、悪化するいわゆる活性酸素病なのです。 そして紫外線も活性酸素を生じるため、できたにきびが紫外線を受けると炎症を起こして赤にきびへと発展していまう可能性も出てきます。 また、にきびの炎症を起こしているアクネ菌(いわゆるにきび菌)は紫外線を感知すると、増殖するとともにポルフィリンという毒素を産出するため、さらににきびが悪化してしまうそうです。 南国で暮らす人々はにきびの発症率が高い、という話もありますが、紫外線が大きく影響しているということですね。 だからこそ、にきびのできやすい肌には特にUVカット剤が必要になってきます。 しかしUVカット剤に含まれる油分が毛穴を詰まらせてにきび対策としては逆効果になってしまうこともあります。 一般的にはSPF値の高いタイプは油分が多く含まれる傾向にあるので、SPF15〜20くらいか、オイルフリーのタイプを選んで使用すると、にきびの悪化を少なく抑えられるでしょう。...
顔の目立つ部分にできたにきびと同じくらい、もしかしたらそれ以上にに深刻な悩みとなりうるにきび痕。 にきび痕には皮膚表面がぼこぼことしたオレンジのような肌や、茶色く色素沈着してしまった肌、またクレーター状に陥没してしまった肌などがあります。 どれもにきびができた段階で処置をせず放っておいたか、間違ったセルフケアを続けてしまった場合にできることが多いようです。 中でもクレーター状のにきび痕は、にきびを自分でつぶしてしまったときにできやすいパターンです。 鏡をのぞいた時に赤くふくらんだにきびを発見、ついつい自分でつぶして芯のようなアブラを出し、何となくスッキリした気分になったことがある人もいると思います。 しかしこれが後々深刻なにきび痕を残す原因になってしまうのです。 赤にきびができると、にきびの炎症のせいで周囲の組織が破壊され、溶かされて、皮膚がくり抜いたように陥没ができます。 つまり赤にきびは、できただけでクレーター状のにきび痕を作ってしまう可能性があるということなのです。 さらにここで自分でにきびをつぶすような刺激を与えると、にきびにたまった酸化物質が外に出ないで組織内に広がってしまい、ますます炎症を悪化させ真皮までへこんでしまいます。 にきびが赤く炎症を起こしてしまったら、自分であれこれケアするよりも、皮膚科を受診して治療を行なうのが安全で効果的です。 にきびの状態であれば治療法も選べますが、へこんだにきび痕になってしまうと完全に平らに戻すのは大変難しいのです。...
たばこが健康に被害を与えることは、ほとんどの人が承知していることですね。 喫煙者本人にとっても、周囲でその煙を吸ってしまう人にとっても、悪いことばかりです。 にきびについても、同じです。 たばこが肌に悪影響を与えることは想像がつくかもしれませんが、にきびにとっても大きなダメージを与えます。 たばこを吸っていると、ニコチンの作用によって大量のビタミンCが消費されます。 ビタミンCには抗炎症作用があるため、これが不足するとからだの各部で起きている炎症が抑えられなくなります。 にきびも毛穴が起こしている炎症なので、ビタミンCが不足しているとその炎症を抑えるための手助けができなくなってしまいます。 またビタミンCは、古くなってつかいものにならなくなったコラーゲンを新しいものに置き換える役割も持っています。 そのためビタミンCが不足するとしわやたるみがあらわれたり、毛穴の引き締め力が落ちてしまうこともあります。 たばこは末梢血管にも影響を与え収縮させてしまいます。 すると血行が悪くなり、毛穴を硬直させてしまったり、にきびの回復力も落としてしまいます。 たばこはまさに「百害あって一利なし」なのです。 命にかかわる重大な病気をしてお医者さんに指示されてから初めて禁煙を試みる人もいると思いますが、にきびくらいならいいじゃないと思わずに、予防医学のためにも今ある健康を維持するためにも、たばこは吸わないに越したことはありません。...